2013年12月29日日曜日

統計のウソに関する参考図書





















統計で騙されないために上のような書籍が出ています。

「統計でウソをつく法」はなんと1968年第1刷で2013年には第89刷が発行されています。

「社会調査のウソ」はその後に、「データはウソをつく」という続編が出ています。
本書は、世の中に蔓延している「社会調査」の過半数はゴミだといっています。

行政政策を評価するときデータは重要ですが、それが信頼できるかは大事です。

データに騙されないように気を付けましょう。

土曜授業5割超「賛成」?





















みなさんはこの記事を読んでどのように解釈しますか?
一見「小中学校の保護者の内51.3%が土曜授業に賛成してい」のように思えます。
しかしそれは早計な判断でなないでしょうか。

アンケートに回答したのは66.6%(2183人)、全体数は3278人となります。
つまり33.4%(1095人)は回答しないという行為で反対を表明しているかもしれません。
そうなると全体数3278人中賛成は1120人で34.2%です。
したがって65.8%(2158人)は消極的意見ということになります。

これでは「5割超賛成」にはなりません。
賛成は34.2%で約3割が賛成となります。

これが「社会調査」と「メディア」の落とし穴なのです。

あたかも半数以上が賛成のように報道されると、民主主義の世界では多数決が成立します。
詳細の検討以前にアンケートで賛成が決まっているのです。

統計を読み解くには、結果の数字だけに惑わされてはいけません。
アンケートの内容や、回収率、標本の偏りや誤差など、たくさんの補助データが必要です。
これも政策評価の大事な方法です。

アンケートも大事ですが、何のために土曜授業をするのか、することで得られる効果はなんなのか、行政はそれらを明らかにし、しっかりと説明する義務があります。

リサーチ・リテラシーを身に付け、統計に誘導されないよう本質を見る目を養いたいですね。

2013年12月18日水曜日

教育委員会制度改革案





















今朝の地方紙記事です。
教育行政の最終権限を首長に移すことを目玉とした改革案です。

教育委員会改革論は、私のライフワークとして言い続けてきたことです。

教育委員会では、首長が変わるたびに施策が大きく変わる危うさなどを危惧していますが、そもそも首長の暴走は議会によって抑制されるのであり、議会軽視の上から目線的であるように思います。

だから教育委員会は活性化しないのです。

教育行政は政治的中立ですが、政治不介入ということではありません。

行政執行に政治が介入しないことなどありません。
地方自治は議会により決定・執行されるのですから。

レイマンコントロールというのをいいことに、教育に関する法令や知識が不十分である非常勤の教育委員を、教育委員会事務局の事後承諾機関のようにしてきたのですから。

さらには、なるべく情報開示しないように隠ぺい体質が根付いています。

今までは私が嫌われ者になっていろいろと言及してきましたが、指摘する者がいなくなり活性化が後退するのではないかと危惧しています。

もっと民意の反映する教育行政であるために、一市民としての活動の限界にに挑戦を続けたいと思います。

議会から通知が来ました





















本日、倉吉市議会事務局から封書が届きました。

12月議会に陳情した審査結果の通知書でした。

結果は「継続審査」です。

陳情の内容は「重要な公の施設等の指定に関する条例の一部改正について」です。

小中学校、保育所を廃止する場合に通常は2分の1の多数決ですが、それを3分の2以上の特別多数決でなければ廃止できないこととするよう条例の改正を求めたものです。

現在、倉吉市制はじまって以来の学校、保育所大型統廃合問題が議論される中、より慎重な判断を求めるためにもこの特別多数決で制約しようと考えました。

どうも12月議会を見ていると、常任委員会はたいした議論もせずに採決しているようです。
再付託動議がいくつも出ていました。

こんなんで学校、保育所が廃止されてはたまったもんじゃありません。

住民の意思を十分に反映した政治を行って欲しいです。

「継続審査」となっていますが、次の議会まで委員会は開かれません。
各議員が個人的に研究されるでしょうか。

地方立法機関として条例改廃の判断能力が試されます。

12月議会でどんな議論がなされたか委員会の会議録を請求したいと思います。

投票率61.37%という過去最低の倉吉市議会に、有権者として無関心ではいられません。

議会が活性化するよう協力したいと思います。

2013年12月17日火曜日

12月議会「陳情」の審査結果は「継続審査」

昨日、倉吉市議会は閉会しました。

新聞報道でもありましたが、平成26年4月からの一部施設の指定管理者が否決されていました。

選定委員会の結果を覆すという厳しい判断にはいったいどんな理由があるのか、議論の中身は釈然としない感じです。

さて、私が提出していました陳情は、結論としては「継続審査」となったようです。

陳情内容は、学校、保育所を廃止する場合に、議会の2分の1以上の賛成を、3分の2以上にするよう条例改正を求めるものです。

この特別多数決要件は、簡単に廃止できないよう制約をするものです。

なぜ3分の2か、それはしっかりと議論し、より多くの議員が納得して廃止させるため、ようするに民意を反映させるためなのです。

今回の教育福祉常任委員会では決めれなかったのです。

先延ばしにすると、たちまち廃止になる学校や保育園がでますよ。

条例の制定・改廃は、議会の権限の筆頭にくるものです。

地方議会は地方立法機関としての重要な役割にあるのです。

どんな議論がなされて「継続審査」になったのか、会議録を取り寄せて確かめてみたいと思います。

それにはしばらく時間がかかりますが、市民としての権利をしっかりと行使したいと思います。

議員ならば直ぐに動けるのですが、残念です!

2013年12月2日月曜日

平成25年倉吉市議会12月定例会開催

今日から倉吉市議会定例会が始まりました。
初日の今日は、議案の上程と提案理由の説明です。

どんな議案が上程されたか倉吉市のHPに出ているのでしょうか?

補正予算については財政課にアップしてありますからわかります。
主な事業の説明書も出ています。

財政課さん、しっかり仕事されてますね。
ありがとうございます。

この12月補正にあがっている中で、債務負担行為の額は高額です。
それは指定管理料の平成26~30年の5年分が計上されているからです。

中にはまだ指定管理者が決定してない施設もあるのではないでしょうか。
これは総務係ページの確認からです。
公募ではなく指名でいくから予算だけ計上でしょうか。

議会がこれらをどのように議論しているかが気になります。
これらの案件は、常任委員会に付託され審議しますが、この委員会の会議録はHPでは公開されていません。

委員会といえば、私の陳情も委員会付託です。
学校と保育所廃止の場合の多数決3分2条項を、議会はどう考えるでしょう。
これらの議論を確認するため、後日になりますが委員会の会議録を請求してみたいと思います。

そういえば委員会の状況をネット中継するって話、進むのかな?
議会改革が後退しないことを祈ります。

明日から3日間は市政に対する一般質問です。
質問通告はこちら
http://www.city.kurayoshi.lg.jp/photolib/gikaizimukyoku/22812.pdf
16名の議員が3日間にわたって行います。

リンガーハット

北ジャスのフードコートです。

リンガーハットのちゃんぽんランチ餃子5個をオーダーしました。
すると麺増量無料といわれました。

1.5倍と2倍がありますが、迷わず2倍を頼みました。

餃子はニンニク無しでしが美味しいし、ちゃんぽんは野菜たっぷりで健康的です。

ごちそうさんでした。
今日は午後から授業です。

しっかりと議論を楽しみたいです。

2013年11月29日金曜日

初挑戦!「野菜増し増し」

噂の鳥取市安長は、笑福に初挑戦しました。

写真を参考に、いきなり豚入り野菜増し増しをオーダー。

するとまず、野菜取り用の小どんぶりが配膳。

そしていよいよ現物が来ました。

「じぇじぇ!?」驚愕の野菜てんこ盛りです。

野菜を小どんぶりに取り分けて、ひたすら野菜(もやし)と格闘。

やっと麺が姿をあらわしましたが、まだまだ野菜は小どんぶりにいっぱい。

麺はモチモチとした太麺で食べごたえバッチリ。

なんとこれでトッピングの野菜増しは無料サービスです。

体育会系にはたまりませんね。

実はこの上にバカ増しという最上級があります。

初挑戦は完食いたしました。

ごちそうさん!

2013年11月27日水曜日

人権・同和教育講演会

本日19:30から上灘公民館で開催です。

講師は前大山町教育長の山田先生です。

楽しく学んで来ます!

R179の交差点で一ヶ所だけ無い!?


私の住んでいる東巌城町は国道179が通っています。
ある日、住民から疑問と要望があがりました。

写真の3ヶ所の交差点で最初の所だけ歩行者用信号機がありません。
参考までに他の町のところも確認すると、やっぱりここだけありません。
年初めからの住民要望であり、もうすぐ年末なので対応をと館長よりお役目をいただきました。

最初に防災安全課に電話すると「信号機は警察です」とたらいまわしされそうになりましたが「この交差点は市道と交差しています」と主張しました。

すると市から警察に連絡いただき、倉吉市防災安全課と倉吉警察署交通課に立ち会っていただき検分することになったのです。
迅速な対応に感謝します。

検分中、近くの保育園児童集団がお散歩で通りかかりました。
すかさず私は「園児たちのお散歩コースでもあるんですよ。でも、児童の目線には信号はありません」と補足。

検分も終わり、正式に倉吉警察署に要望書を提出することになりました。
やはり住民の総意であるという証拠は必要ですからね。

こうして町をまわってみると、いろんなことに気付きます。
側溝床板の破損や、ゴミの状況等、住民生活のちょっとした問題点は意外と多いですね。

これからも小さなことからコツコツとやっていきます。

2013年11月23日土曜日

これから町内の会合です

19時より、東巌城町自治公民館の福祉懇談会を行います。

町内の役員さんと、民生委員さん、福祉協力員さんにお集まりいただき、独居高齢者等の状況について懇談します。

その後、定例の町内役員会です。

今日は、発熱のため集中力がなく、体もだるく仕事になりませんでした。

たかが風邪と軽く見てはいけませんね。

久々の発熱!

今朝妙に寒くてダルくて間接が痛むので、体温計をはさんでみたら38℃ありました。

かといって寝ている訳にはいきません。

気合いを入れて頑張ります!

2013年11月21日木曜日

木曜は地方自治判例を議論





















今日のテーマは「在日外国人の地方選挙権」(最高裁H7.2.28判決、大阪地裁H5.6.29判決)です。

公職選挙法、地方自治法、憲法、それらの解釈と運用について、実際の判例に基づいて議論します。

定説のみならず、仮説を立てて可能性を探ります。

そういえばつい昨日、衆議院選挙の1票の重みについて最高裁判決が出ましたね。
判決は「違憲状態」。

判決が出ても現状は変わりません。
でもこれが「違憲無効」となれば、国政はフリーズしてしまいます。

「三権分立」、考察すればするほど奥が深いです。

それでも時代は止まることなく動いているのです。

同じ法令でも、時代や場所、その時の状況によって解釈、運用は異なります。

法学はまさに生き物です。
人が人を裁くのですから。

今やってる裁判員裁判、確か明日判決が出るはず。
民間人でどこまで審理できるか注目です。

そろそろ時間なので出発します。

これが陳情内容です























11/19(火)由田議長に提出した陳情書です。

内容は、学校、保育所を廃止する場合、議会の議決要件を、過半数から3分の2以上の特別多数決を採用するよう条例の改正を求めるものです。

私は現在の学校、保育所統廃合問題を拙速に決めるべきではないと思っています。

十分に住民との議論を深め、将来の倉吉のかたちを決めていかなければいけません。
何が問題でどう解決するのか、単に統廃合すればよいのではありません。

したがって議会においても慎重に審議がなされ、必ずや民意が反映することを願います。

まずはこの陳情、12月議会において常任委員会で審議されます。
その後、本会議で議員全員によって判断されるわけです。

そこでどの議員がどういう態度を示されたかによって、統廃合のあり方や時期(速度)に影響が出るかもしれません。

ちなみに3分の2以上の特別多数決となれば、通常9人の賛成(7人の反対)で可決するところ、12人の賛成が必要になります。

ということは議長を除いて5人が反対すると賛成は11人となり、要件の12人とならず廃止は否決されるのです。

たった2人のようですが、この違いは大きいですよ。

いつでも政治と民意がイコールではありません。
鳥取市庁舎問題なんか典型です。

いずれにしても、私は地道に活動を続けていきます。

2013年11月20日水曜日

上灘地区教育懇談会

夜は上灘地区教育懇談会にやって来ました。

「あいさつから始まる地域の学校支援」という演題で講演会です。

西伯小学校地域協働学校運営協議会会長の原さんが講師です。

南部町のコミュニティスクールのようです。

しっかりと学びます

倉吉未来中心

第55回倉吉市社会福祉大会に来ています。

先ずは開会式。

2013年11月19日火曜日

市議会議長に面会、そして陳情

11月19日(火)、今日は倉吉市議会議長にお会いしてきました。

午後からアポなしで訪れたのですが、グッドタイミングで議長と面会することができました。

そして、一市民としての権利を行使し陳情書を提出してきました。

内容についてはデジタルデータに変換後、あらためてアップしますが「重要な公の施設等の指定に関する条例」の一部改正についてです。

学校、保育園の統廃合問題を前に、条例の改正を要請し、議会での慎重審議を求めるものです。

さて、12月議会での審議はどうなるでしょうか?

2013年11月15日金曜日

健康づくり講演会

「ワッハッハ!で健康になろう!!」〜生活に笑いを取り入れよう〜
というテーマです。

興味津々です。

これから始まります。

2013年11月11日月曜日

城崎にて

雨の中ですが、展望台からの絶景です。

城崎カニツアー

焼きガニ、いただきます!

道の駅あまるべ

今日は美容組合のリクレーションで城崎に行きます。

途中休憩で餘部に寄りました。

雨は上がりましたが風がきついです。

このあと城崎でカニ料理をいただきます。

2013年11月10日日曜日

「倉吉市立小・中学校の適正配置」についてのシンポジウム

「倉吉市立小・中学校の適正配置」についてのシンポジウムが、本日11月10日(日)午前9:30より行われました。

参加者は約70名(関係者含む)で、保護者は少数でした。

学校教職員、役所職員が目立ちましたし、統廃合反対の地域の方々もおられました。

今日は学校や地域で行事が多いとのことで、会場から「日程を配慮してほしい。」と意見が上がると、「それは無理です。」と教育委員会から一刀両断。

民意とは何か、いつも感じます。

さて、シンポジウムの内容ですが、智頭町の先進事例を発表後、短大学長をコーディネーターに、智頭町から2名、倉吉市の教育関係団体から4名の参加による意見交換です。

ほとんどが統廃合を推進する意見でした。

私自身、統廃合は避けて通れない道と感じています。
いずれにしてもメリットとデメリットはあります。

「子どもたちにとって」の視点で、という枕言葉か合言葉のようにいわれることが多いですが、統廃合すると子どもたちはどうなるのでしょう?

よりよい教育が行われ、地元に定着するのでしょうか、県外に流出するのでしょうか。
そこらあたりを議論することも必要と思います。

隠岐の島の海士町では高校生対象に「夢ゼミ」というものを開催しており、進学で県外に行っても地元に貢献するために帰ってきたいと夢を語っているそうです。

子どもにとって何が良いのか、決めるのは子どもだと思います。
だた、選択肢をより多く示すのは大人の役目かもしれません。

子どもにとって目標とされる大人であるために、大人としてやるべきことをやらなければと思います。

それは夢を語り、夢をあきらめないことだと思います。
「どうせ無理」とあきらめずに、夢に向かって頑張る姿を見せ続けることが、大人の使命ではないでしょうか。

事務的でなく「夢のある統廃合の姿」を議論しましょう。
キーワードは「ワクワク」です。

2013年11月5日火曜日

これが本物の人寄せパンダ

昨日は調査・研究を兼ねて神戸へ行って来ました。

先ずは王子動物園です。

子ども連れの家族やデートらしきアベックで程よく賑わっていました。

やはり大人気はパンダです。

正に人寄せパンダとはこの事と納得しました。

また、ここにはコアラもいるんですね。

なかなか楽しかったですよ。

入場料は大人600円で湖山池でやってる緑化フェアと同額です。

まあ目的や常設、仮設などの違いはあると思いますが、入場料と満足度の関係を感じました。

そういえば緑化フェアも人寄せ白タヌキでけっこう入場者が増えましたね。

そのタヌキも今はもういませんが、やはり人を呼ぶには何か目玉が必要ですね。

いろいろと学んだ1日でした。

ちなみに帰り道に、三ノ宮で道を間違えまくりました。

道の複雑さにナビと実際の状況判断に惑わされます。

やはり田舎者ということですね。

2013年11月3日日曜日

これでいいのか駐車マナー?































市役所ではこのような駐車車両をよく見かけます。

上は駐車場ではなく道路です。
しかも路側帯上に止めてあります。

下は駐車枠でないところ、しかも車椅子用の電話ボックスに横付けです。 

いずれの車両も市民が選んだ方々のものと思われます。

特権階級ってことでしょうかね?

東中文化祭

3年生の人権劇を見てきました。

かなりディープな内容でしたが、より現実感があり感動しました。
おやじとおふくろ食堂も、ごちそうさんでした。

次は上灘地区文化祭の後片付けです。

三朝町の未来を語る公開討論会

三朝に勉強に来ています。

2013年11月2日土曜日

打吹山に登ったよ

地区の健康づくり歴史ウォークで打吹山の山頂に登りました。

絶好のお天気でマイナスイオンは気持ちよかったです。

テニスコート奥からの登山道を初めて通りました。

いろんな植物がありますね。

また峠の展望ロッジとか峠の展望台とかあるのも初めて知りました。

倉吉に50年居るのにまだまだ知らないことがいっぱいです。

再発見ならぬ新発見ですね。

ディスカバー倉吉の1日でした。

2013年11月1日金曜日

ハワイトライアスロンin湯梨浜大会

昨夜、湯梨浜町役場で第5回ハワイトライアスロンin湯梨浜大会の総会に出席しました。
この大会ももう5回開催し立派な大会になりました。

何でも近い将来(2021年だっかな?)にワールドマスターズゲームのトライアスロン競技が誘致されるかもしれないそうです。

11/4にその事務局が現地視察に訪れるらしく、嬉しい限りです。

この大会を開催するまではいろんな苦労があったけど、やはり「諦めない」「継続する」ということの大事さを感じます。

さらに素晴らしい大会になるよう育てていきたいですね。

関係者各位に感謝と敬意を表します。

もちろん来年の第6回大会も開催されますよ!

2013年10月31日木曜日

上灘小6年生いきいきゲーム

 
 
今日は上灘小学校6年生が、外部講師によるキャリア教育をしています。
 
いきいきゲームというゲームを通じて、社会の仕組みを学びます。
 
この未来ノートの中には夢がいっぱい詰まっています。
 
さあ、どんな学びが待っているか楽しみです。
 
始まりと終わりでは、子どもたちの動きや考え方が変わってきます。
 
講師、保護者、関係者ののみなさんお世話になります。

2013年10月27日日曜日

公民館管理運営の問題点

現在の倉吉市公民館管理運営は、公民館長が嘱託公務員である点です。

社会教育法によれば公民館長は教育委員会が任命するとなっています。
だから、教育委員会が任命する嘱託公務員となっています。

ところが改正地方自治法による指定管理者制度を導入するにあたって、上記法律の条文がある以上、指定管理が行えないと全国各地の自治体から文部科学省に問い合わせがありました。

そこで文部科学省は、指定管理が適法に行えるよう、公民館を指定管理にする場合は、公民館長業務も包括して民間に任せることができるとの見解を示しました。
これが平成17年のことです。

倉吉市の指定管理は平成18年からですから、この文部科学省の見解に従って、すべての管理業務を民間に包括して任せなければいけません。
ところが現状はそうなっていないのです。

ですから解決策は簡単です。
公民館長を民間に包括して指定管理にするか、市が直営にするかのどちらかです。
二つに一つの選択ですから、なにも悩む必要はありません。

私はこれに加え、教育委員会の所管である公民館業務を市長部局に移管し、地域の拠点であるコミュニティーセンターとして運営するほうがいいと思います。
すでに他の自治体では積極的に取り組んでいる実績があります。

そうすれば本来の目的である生涯学習も行えますし、地域振興業務も当然行えます。
さらには公民館では本来行えない利用料の徴収(現在は目的外使用につき徴収できる)も、また、地域の者が利用するときには減免することも、合法的に行えるのです。

結論からいうと、8年前に市と議会はこのことを見逃していたのです。
そこに地方自治と教育行政を、その根拠法から深く研究する私の指摘によって初めてわかったのです。
そこで初めて市も気が付いて、現在のような検討会をして、法と現状を整理するために、在り方を検討することになるのです。

先のブログでも書きましたが、地方自治法第2条16項では法令順守が規定されており、また同条17項では法令順守違反は無効と規定されています。

これが遡って無効にならないためにも、来年度からの公民館運営の在り方が問われているのです。

行政事務に、少しくらい法令に従わなくてもよいなどということはありません。
そしてそれを監視し、是正するのが議会の役割なのです。

市当局と議会の、正常な機能が果たされることを心より希望します。

公民館運営、法との間に「ずれ」




















これは今朝10/27(日)の日本海新聞記事です。
この記事に出てくる、3段目後から4行の「以前から一部市議が」というのは私のことです。
したがって厳密にいうと「前市議の一部」ということになるでしょう。

これは地方自治法第2条16項のとおり、その事務処理は法令に違反してはならないのです。
記事のいう通り、公民館の管理運営体制の一部が社会教育法とずれが生じているのは事実であり、ずれが生じているというのは法律に従っていないということではないでしょうか。

現に平成25年3月には、公民館条例の一部が市長の事務と教育委員会の事務が間違って条例化されていたため、改正されています。

地方自治法改正による指定管理者制度は、その時代背景と改正趣旨を考慮すれば、どのように運用すべきかは明白です。

「妙案を模索」と大きなフレーズが書いてありますが、私はいつも代替案を提示し臨んできました。

地方分権改革時代、今まさに教育委員会改革が政府で議論されている中、変わらなければならないことは事実です。

誰のための公民館で、何のために運営するのか、現在の状態が良いのなら、行政のあり方が変わらなければいけません。

少し話が難しいかもしれませんが、法律によって市長の権限と教育委員会の権限は別のものとされています。

条例の制定・改廃も、指定管理者の決定も、最終的には議会の議決を必要とします。
8年前にこの議論がなく議会の議決を得たわけです。

今このような議論がある中、新しい倉吉市議会は執行部の提案に異論なく可決するような議会であってはならないと思います。

しっかりと熟議し、法令を正しく判断し、結論を出してほしいと願います。
言い出しっぺの私は、この経過を見届けなければいけません。

論点は、公民館の指定管理そのものでなく、その先にある活用方法と住民自治のあり方が問われているのです。
縦割り行政の弊害をなくし、自分たちのことは自分たちで決める自治の本旨を、住民の手に取り戻すことにあるのです。

2013年10月26日土曜日

倉吉市議会臨時会の結果

昨日行われた臨時会の結果が倉吉市のHPにアップれれています。
http://www.city.kurayoshi.lg.jp/p/gyousei/div/gikai/01/

委員会等のメンバーが決まりました。

議員数が20名から17名と減った分、組織がスリムになった気はしますが、議論はより集中して充実することを期待します。

今の倉吉に重要かつ必要なものはいったい何なのか?
さらにそれを実現させるためにはどんな方法が必要なのか?
税金を有効に効率的に使い、最少の投資で最大の効果を上げるにはどうするのか?

行政や議会だけにお任せというわけではいけません。

かといって市民がなにか負担をするというわけでもありませんが、要するに「政治に無関心にならない」ということが大事だと思います。

今回の選挙は61.37%の投票率です。
投票されなかった38.63%の人はどうされたのでしょうか。
68.63%とは人数にして15,671人です。
これは北栄町(15.746人)に匹敵する人数です。

年齢層でいえば20、30代の若年層が少ないとのことです。
若い人たちの政治離れがうかがえます。
選挙、政治、地方自治、まちづくり、などへの無関心が考えられます。

この若い人たちに政治への興味を持ってもらうにはどうしたらよいか?
それは政治はけっして難しくないし、むしろ生活と密着した必要なものであるという認識を持つことが必要だと思います。

それには小さいころからの教育が大事です。
学校教育に加え、家庭や地域でのさまざまな教育で、子供たちを育んでいくことだと思います。

さあ、私もこれからいろんな活動を行っていきます。
それらをこの「日々精進!」で報告していきますので、よろしくお願いします。

2013年10月25日金曜日

議会運営委員会が決まりました

本日の倉吉市議会臨時会を見守っていましたが、休憩が長すぎて途中で仕事が入り帰りました。

17:40までの状況をレポートします。
議員の敬称は略しますのであしからず。

議長 由田 隆、副議長 大田 進

議会運営委員会
委員長 高田 周儀、副委員長 朝日 等治
委員 福谷 直美、伊藤 正三、段塚 廣文、藤井 隆弘、以上6名

この後、3つの常任委員会と、農業委員、鳥取県中部ふるさと広域連合議員、鳥取県後期高齢者医療広域連合議員、及び監査委員が選任されたと思いますが、さらに休憩し時間がかかるので、私のレポートはここまでです。

この臨時議会は、初日に何も決まらずに散会し、1日おいて今日再開しました。
今日は市役所の勤務時間17:15を過ぎても議会は終わりませんでした。

傍聴席から「議会が長引いたせいで、職員の残業代が発生した。普通にやっていれば税金の無駄遣いにはならなかったのに。」という声を聞きました。
確かに、初日に決めることを決めていれば、こうはならなかったのです。

このポスト争いは、何を意味しているのでしょうか?
客観的には権力闘争の見えますが、市民にとってどんな利益があるのかはわかりません。

今回は定数が17人になり、その中に共産党議員がいることで、勢力の構図が少し崩れたわけです。

議長を出したグループが、多数決で負けることになるのです。
このことは会派グループをもっと研究してみなければいけませんが、おそらく委員会の委員長選出にも影響が出ることでしょう。

長い1日となりましたが、これからも一市民として議会を監視して行こうと思います。
これからもよろしくお願いします。

速報!副議長

得票数14票で大田副議長決定!

副議長候補者は2名

届出順に大田、佐藤、各議員です。

臨時会午後の部日程

今、代表者会議を終え本会議を待っています。

予定時間になりましたが集まりません。

先ずは副議長選挙です。

その後、再び休憩となり議席の指定、議会委員会条例の一部改正後、委員会、連合議員、監査委員などが決まります。

開始ベルが鳴りました。

‟速報”臨時議会午前の部をレポートします

議長選は立候補成となり、届出順に坂井、佐藤、由田(敬称略)の3名が立候補しました。
投票の結果、投票数17票(議員の数と同じ)、有効投票数14票、無効投票数3票でした。
結果、由田12票、坂井1票、佐藤1票で、由田議長が誕生しました。

由田議長が議長席に着き、新倉吉市議会がようやく船出となりました。

続いて会派の届出があり公表されました。
以下のとおりです。

・日本共産党ー佐藤
・くらよしー段塚(会長)、佐々木(幹事長)、丸田(政調会長)
・市民ー中野(会長)、藤井(副会長)、米田(幹事長)
・白壁ー坂井
・絆未来ー大田(会長)、朝日(副会長)
・公明党ー高田(代表)、鳥飼(幹事長)
・市民クラブー由田(会長)、福谷(幹事長)、伊藤(政調会長)、福井(顧問)
以上が会派構成です。

現段階においては、山口議員が無会派となっています。

午後より代表者会議を開き、無会派議員の扱いと、副議長以下、常任委員会等の構成が行われる模様です。

取り急ぎ速報レポートします。

議長選確定

投票数17票、有効14、無効3、由田12、坂井1、佐藤1、で由田議長が誕生です。

立候補は3人

坂井、佐藤、由田の3人が立候補。(届出順)

所信表明始まる。

立候補締切時間です

この間、議場内には4人の議員がいます。

議長選挙始まる

臨時議長の開会宣言後、伊藤議員より、議長選挙は立候補制されたいと申し出があり、全員協議会にて異議なく立候補制に決まりました。

立候補の届出は11:15までです。

只今暫時休憩中です。

倉吉市議会臨時会2日目

11時より開始予定です。

2013年10月24日木曜日

倉吉市議会対立で議長決まらず

なぜ対立するのか?

そこには複雑な利害関係が見え隠れするのは、中にいた私にはわかります。

政策論や議会調整能力以前の問題です。

信頼を失った者が議長に着いた場合、内部だけでなく外部にも影響をおよぼします。

それは誰かはわかっていますが言えません。
それでも市民の負託を受けた事実がある訳ですから否定は出来ませんが、市民がこのようなことを期待しているとは思えません。

経緯をしっかり説明していただきたいものです。

2013年10月23日水曜日

前代未聞の倉吉市議会

本日、選挙後初の臨時議会が開催されました。

私自身、今日から一市民として議会を監視する者として、これからどなたが議会の舵取りをされるのか、期待を胸に傍聴に行きました。

長い長い休憩の後、議会は再開されるも議長選挙は明後日に持ち越され散会となりました。

どうも新議長選挙の調整がつかず、議会の運営が進まないらしいのです。

それとなく新しい会派や力関係を聞いてみましたが、中には信じられないような会派構成もあります。

まだ新議長が決まらず、会派届が出されてないので確定していませんが、今後も変わる可能性もあるようです。

これからはいくつかの情報をもとに、私の推測を申し上げます。

通常は、会がグループがいくつか構成され、ベテラン議員を中心に調整が行われ、議長、副議長、監査役、議会運営委員会、常任委員会の各委員、各正副委員長、広域連郷議員等が決まっていきます。

この度は、どうしても議長になりたい水面下で動く議員がいて、それぞれの会派に接触しその均衡を崩してしまったのです。

なぜこうなったのか?
それはひとつには議員定数が17人になり会派グループの力関係が弱まったのではないでしょうか。
それともうひとつは、経験や人格よりも利害関係や権力闘争が内在しているからではないでしょうか。
いずれも推測ですのでわかりません。

これが新しい倉吉市議会のスタートです。
市民のための政治であるのに議長が決まらないというのは、市民が望んでいいることでしょうか。
それでも市民が選んだ議会議員ですから信頼したいのですが・・・。

あらためて、市民による行政・議会の監視を行わなければならない必要性を強く感じます。

これらに興味のある方は、私と一緒に調査・研究してみませんか?

議会再開

15時より再開しましたが、議長選挙は25日になりました。

明日は休会です。

議長が決まらない、私利私欲、魑魅魍魎が見え隠れしています。

みんなあきれています。

議会再開せず

昼休憩が終わっても議会は再開しません。

13:30より会派代表者会が開かれ協議に入りました。

前代未聞らしいです。

議会再開の雰囲気なし

倉吉市議会臨時会は、暫時休憩のまま昼休憩になりました。

11時40分頃にはすでに食堂に向かう議員もあり、12時を待たずして多くの議員は昼食に入りました。

何の情報もありませんので憶測でしか表現できませんが、実態を把握してから詳しくレポートしたいと思います。

議会は再開しません

暫時休憩となり1時間が経過しましたが、未だに再開する様子がありません。

議長選挙の調整がつかないのでしょう。

なりたい人とならせたくない人の対立があり、絶対多数の確保が出来ないと予測します。

やはり権力闘争か!?
誰のための政治か、どこを向いているのかだいたいわかりますね。
調整に加わらない議員もいて、廊下で話をしています。

どうなる倉吉市議会!?

開会直後暫時休憩

仮議長により仮議席が指定され、議会は暫時休憩となりました。

再開には時間がかかりそうです。

執行部も全員席を立ち帰ってしまいました。
おそらく議長選挙で揉めているのでは?

臨時議会開始

先ずは仮議長が議長席に着きます。

仮議長は法により最年長者が行います。

最年長者は段塚議員です。

先立って市長挨拶。

倉吉市議会臨時会

10時より開始予定です。

今日は正副議長が決まります。

またバックヤードで動きが有りそうな感じですがどうなるでしょうか?

2013年10月22日火曜日

今日で退任します

 
今日で4年間お世話になった市役所にお別れのご挨拶をしてきました。
 
これは議員バッジですが、胸から外しケースに納めました。
 
副市長、総務部長、教育長、建設部長、産業環境部長、企画振興部長、福祉保健部長とお会いできました。
市長は不在でしたのでまた明日にでも伺います。
 
天敵?であった教育長とはいろいろとお話させていただき感慨深く思います。
 
私の教育にかける情熱は、議員の中では誰にも負けないと自負しており、また、各種政策においても相当の勉強をしているつもりです。
 
ただ表現力が乏しく態度が良くないのです。
 
だから民衆に伝わらないのですね。
 
今一度、自分を洗濯して出直します。
 
明日は議会新体制の臨時議会です。
正副議長が決まりますので一応見届けるために傍聴に行こうと思います。
 
私のこれからの動きもブログで紹介していきます。
 
明日から民間人、また楽しいことやっちゃいます!

2013年10月21日月曜日

今日の学び

今日は地方財政学では地方財政の破綻と再建について議論しました。

鳥取県日野町や福岡県赤池町の例に触れ、ディスカッションです。

次の時間はアベノミクスを検証します。

すごく勉強になります。

2013年10月20日日曜日

そろそろ活動再開します

あれから2週間が経ちました。
公職選挙法の関係もあり少し投稿を休止していましたが、そろそろ再開することとします。

厳しく助言をしてくださる方、慰めの言葉をかけてくださる方、罵倒を浴びせてこられる方、いろいろですが、無視をされるよりありがたいです。

今回で2度目の敗北ですが、学ぶことばかりでありがたい限りです。
人生七転び八起き、またネタができてしまいました。

これからまた修行に入りますので、日々精進の新ネタを披露できたらと思います。

出会いと感動を求めて新たな旅立ちです。
お楽しみに!

2013年10月5日土曜日

今日で選挙活動は終了!

1週間の選挙活動が終わりました。
でも今日の12時まではスピーカーは使えませんが、そのほかの活動は行えます。
おそらく最後のブログ投稿になると思います。

大津昌克は古い選挙のあり方を変えるため、一風変わったといわれる選挙活動を行いました。

後援会を作らずに、支持者カードも集めていません。
4年間、議員として活動をしてきたのに、この1週間でみなさんにおわかりいただくなど、おかしいはなしだと思っています。

自動車を連ね「お願いしますの連続」は本当に選挙活動でしょうか?

「変えたい!」とにかく変えたいのです。
政治とはなにか、もっと若い人たちにもわかってもらいたいのです。

倉吉市政に新しい風を吹かせたい。

共感いただける方は、大津昌克に、そして知り合いにも進めていただければありがたいです。

今回ご支援いただいた方々に、心より感謝を申し上げます。
ありがとうございます!

10/5(土)の個人演説会動画

Ustreamはこちら
http://www.ustream.tv/recorded/39542718


YouTubeはこちら

第2回個人演説会

今日はユーストリームライブ放送しました。
ユーチューブにもアップしています。

URLは後ほどご案内します。

街頭演説

 
 
 
福吉町ラ・ムーまえ、住吉町マルイ前などで訴え中です。

山ちゃんお墓参り


































昨日のエピソードにより、本日早朝に親友「山ちゃん」のお墓参りに行きました。
ここは関金の堀です。

奥様と娘さん(次女)が案内して下さいました。

山ちゃんが亡くなったのは平成20年12月です。
私が初当選したのは平成21年10月です。
山ちゃんは私が市議になったことは知りません。
それなのに娘さんは「自転車で選挙活動をしているのは大津さんだから応援してね」と言われたとのこと。

その真相を確かめにお墓参りに行きました。
山ちゃん知ってたんですね、私が市議に挑戦することを。

考えるほど涙が溢れます。

山ちゃんに自転車で来たことを報告し、頑張ることを誓いました。
次は報告に来ますね。

山ちゃんありがとう。