2010年6月17日木曜日

6/17の議員懇談会

今日10時から議員懇談会でした。
会の冒頭、なんと議会中にもかかわらず副市長候補予定者がご挨拶に来られました。
まあ、14日の議会運営委員会で委員からの要望もあったからですが、突然のことでびっくりでした。
でも、やはり公務員さんですから、まじめで誠実な印象を受けました。
21日の議会最終日が人事案件の追加議案提出となるでしょうが、これが承認されれば倉吉のトップは全員鳥取県職員出身者となります。
あまり批判めいたことはしたくないですが、県職員の天下り先といわれないといいですけど。
市長、副市長、教育長ともども県職員出身は、現代を風刺しているのか、民間が弱体化している中、安定している公務員の余力に頼るしかないのかもしれません。
国でいう官僚政治の地方版とでもいいましょうか。

今日の懇談会のメイン議案は、議員報酬についてです。
議員報酬を減額してはどうかという意見があり、全員で懇談です。
提案理由は、経済情勢低迷の中、市民感情に配慮して下げたらどうかということです。
総論としては反対はしないが、行財政改革の一環であるならば、議員報酬のみに限らず、議員定数、職員給与、など全てを検討すべし、という見解が大体でした。
今すぐにはなりませんが、いずれ近い内に具体的検討事項となるでしょう。
私は新参者ですから、今までの経緯もあるし言葉を控えてますが、個人的には報酬減額は市民が望むならけっこうなことだと思います。
日当制でもいいとも思います。
しかしながら、自分のことだけを主張するのは危険です。
たとええば、報酬を大幅に減額すると、議員になれる人が限定されはしないでしょうか。
現在でも、公務員の係長クラスの方が議員より年収は多いですから、有能な行政マンは役職になればなるほど職を辞して議員になるなどありえません。
特に40歳台の子育て中に、そんなことはありえないでしょう。
となれば、生活にゆとりのある者だけが選挙に出れることになります。
いずれ議員も、年金がしっかりもらえる公務員退職者による議会になるかもしれません。
自治体幹部も議員も、公務員OBオールスターズ地方議会です。
こんなのいかがでしょうか?

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