2011年5月1日日曜日

メディアリテラシー

今日から5月です。
すでにゴールデンウィークに入りましたが、明日は出勤の方もおられるでしょう。
学生さんは、当然のように通学されるでしょうから、学校、役所、金融、サービス業、その他多くの方々は、お休みではありませんね。

いろんな方のお話をうかがうと、やはり今回の連休は観光やレジャーをひかえられる方がけっこうおられます。
連日のように東日本の状況が報道されますが、観光地は風評被害による影響が大変そうです。
風評ではなく、メディアは確かな情報を報道してもらいたいです。

「メディアリテラシー」これは情報判断能力とでも解しましょうか、情報を受け取る側の能力のことです。
現在私たちは、多くの情報を簡単に手に入れることができます。
テレビ、雑誌はもちろんのこと、インターネットの発達により、必要でない情報までもが一方的にやってきます。
パソコンのみならず、携帯やスマートフォンの進化は確実に世の中を変化させています。
ただ、私もそうですが、いまいち使いこなせていないのが現状です。

まあその使い方については後日触れるとして、いろんなメディアから一方的にやってくる情報を安易に信じてはいけません。
なぜならば、真実でないことも多くあるからです。
また、報道の仕方で、簡単に情報操作もできるのです。
例えば事件の犯人など、報道の仕方によっては簡単に作り上げることができるのです。
また、振り込め詐欺や還付金詐欺などのように、騙されることもあります。
ゴシップ(噂話)を信じて人間関係が崩れることもあるでしょう。

とにかく、この情報というものは厄介です。
私たちは今、真実、事実をどう見極めるのか、その能力が試されています。
発信する能力も同じです。

これらは人間が文明の進歩と引き換えに失いつつある、動物的本能とでもいいましょうか野生の勘とでもいいましょうか、いわゆる創造する力なのです。
なぜ?どうして?という疑問と、それを究明しようとする力。
まさにこれは哲学です。
そして科学です。
新しい発見や理論は、なぜという疑問から、きっとこうだろうという結論を創造し仮説を立てます。
そして、多くの実験を経て立証していきます。

情報があまり無かった時代は、創造力が旺盛でした。
今は情報がありすぎて、しかも結果だけを知ることができます。
考える力を必要としません。
しかし、物事はプロセスも大事です。
また、弁償的な思考も大事です。

みなさん、創造力を磨きましょう。
最終的判断や選択は、自分自身でしかありません。
メディアリテラシー(情報判断能力)を身につけましょう。

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