2012年8月26日日曜日

部落解放研究第40回倉吉市集会

















8月26日(日)、倉吉未来中心で第40回の倉吉市集会が開催されました。

今までの市集会の開会式は、市議会議員が来賓として舞台に上がることはありませんでしたが、今回から招かれました。

私はここ何年も研究会の会員として、また実行委員のメンバーとして参加して来ましたが、そういえば「市議会議員が来てない」という声が出ていましたね。

参加した議員は議長を含め約半数でした。
中には舞台に上がらず会場内にいた議員もおられました。

また、開会式だけ参加し帰られる方もあります。
ご都合があるのでしかたないですが、私はしっかりと勉強させていただきました。

このたびの全体会講演会は、中川幾郎さん(帝塚山大学大学院教授)を講師にお迎えし、「行政と市民の参画と協働のまちづくり」~求められる人権・同和行政とは~という演題で行なわれました。

中川先生のご講演は、たいへん勉強になりました。
思わず終了後に楽屋を訪問し、ご挨拶させていただきました。

中川先生は、まちづくりには人権感覚が不可欠であるとの観点から、実例、数字を挙げて説明されました。
女性、子どもに対する偏見や差別事象と、経済や政治との関係にも触れられ、まったく共感しました。

午後の部も新たな試みで、統一テーマによる分散会が行われました。

テーマは「自分と人権問題とのかかわり」~あらゆる人権問題に気づき、自分にできることを実践しよう~で、いろんな立場の方々の意見発表とディスカッションでした。

あらためて、まちづくりに人権感覚は不可欠であることを認識しました。
また、人権教育には卒業や終了はありません。
永遠のテーマですね。

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