今日は日本海政経懇話会中部特別例会がありました。
講師は島根県隠岐郡海士町の山内町長です。
NTTを退職され故郷海士町に戻り、町会議員から町長へと転進された方です。
人口2,400人の島に借金が100億円超あり財政破綻が目の前という時に、市町村合併をしないで自助努力で再建の道を選択し、行政と町民が一体となり行財政改革を始められたのは有名な話です。
一度お会いしたいと思っていたら、倉吉でお会いすることができました。
山内町長は、地方自治は中小企業経営と同じだといわれます。
行政サービスはしてあげるというのではなく、自らが出向いてさせていただくという、究極のサービス業なのです。
ややもすれば、行政を知らない民間出身町長のパフォーマンスともとらわれがちですが、町の職員も町長の考えに同調し、まずは報酬の削減を進んで取り組まれたそうです。
披露されたさまざまな事業はまさに民間の発想が生かされ、将来の海士町の姿が想像されます。
かなり熱い思いをお持ちの方で、坂本龍馬のようでした。
今日は質問コーナーは控えさせていただき、講演終了後に直接接触させていただきました。
ご本人執筆の著書にサインをいただき、ほんのわずかですが意見交換をさせていただきました。
まさにリーダーシップのなせる業と感じました。
近い内に海士町を訪れ、そこに暮らす人々の生きる力を感じてみたいです。
私もさらに熱い思いがわいてきました。
山内町長、ありがとうございました。
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