昨日「オール1の落ちこぼれ、教師になる」の著者である宮本延春(まさはる)先生の講演会がありました。
倉吉市小学校PTA連合会さんの研修会です。
先生は中学の時、本当にオール1だったそうです。
9科目の合計が1桁というのは、1通りしかないと笑いながらおっしゃっていましたが、そんな宮本先生が23歳に時に旧帝国大学の名古屋大学理学部物理学科に合格され、大学院博士課程まで9年間かよったというのですから驚きです。
講演の内容は素晴しかったです。
今回は保護者向けのお話でしたが、ノンストップの110分間でした。
少々延長でしたがもっとお聞きしたい感じで、次回を企画しないといけないかもしれません。
講演後は、書籍販売に長蛇の列でした。
先生、サインありがとうございます。
子どもを元気にするには、大人が元気でなくてはいけない。
あきらめずに続ければ、いつか突然できるようになる。
など、いろんな事を教えていただきました。
何でも最初から出来るものはなく、自転車でも、あきらめなければある日突然できるようになるし、その成長度は人によって違うのです。
何度やってもできないのは、そのやり方がちょっと違うのだそうです。
例えば、野球選手になりたいのにピアノを弾いているみたいな違いがあり、本人はその違いに気が付いてない状態で、自分は何度やってもできないと思ってしまうのだそうです。
数学でもできないやり方をしていればいつまで経ってもできません。
何度やってもできないなら、やらないことを選択する。
だから結局できなくなる。
すごい納得です。
講演終了後は、懇親会で盛り上がりました。
またお呼びしたいです。
宮本先生、ありがとうございました。
倉吉に生まれ倉吉に育ち半世紀。一度は故郷を離れたけれど、やっぱり生まれ育った倉吉が好き。今よりも良くしたい、ただそれだけです。そのためには常に挑戦です。失敗の反対は成功だけど、成功の反対は何もしないこと。夢を実現させるには「あきらめない」ことですね。人生山あり谷ありですが「日々精進」で頑張ります!
2010年11月28日日曜日
2010年11月26日金曜日
離島発の生き残り戦略~海士町長講演会~
今日は日本海政経懇話会中部特別例会がありました。
講師は島根県隠岐郡海士町の山内町長です。
NTTを退職され故郷海士町に戻り、町会議員から町長へと転進された方です。
人口2,400人の島に借金が100億円超あり財政破綻が目の前という時に、市町村合併をしないで自助努力で再建の道を選択し、行政と町民が一体となり行財政改革を始められたのは有名な話です。
一度お会いしたいと思っていたら、倉吉でお会いすることができました。
山内町長は、地方自治は中小企業経営と同じだといわれます。
行政サービスはしてあげるというのではなく、自らが出向いてさせていただくという、究極のサービス業なのです。
ややもすれば、行政を知らない民間出身町長のパフォーマンスともとらわれがちですが、町の職員も町長の考えに同調し、まずは報酬の削減を進んで取り組まれたそうです。
披露されたさまざまな事業はまさに民間の発想が生かされ、将来の海士町の姿が想像されます。
かなり熱い思いをお持ちの方で、坂本龍馬のようでした。
今日は質問コーナーは控えさせていただき、講演終了後に直接接触させていただきました。
ご本人執筆の著書にサインをいただき、ほんのわずかですが意見交換をさせていただきました。
まさにリーダーシップのなせる業と感じました。
近い内に海士町を訪れ、そこに暮らす人々の生きる力を感じてみたいです。
私もさらに熱い思いがわいてきました。
山内町長、ありがとうございました。
講師は島根県隠岐郡海士町の山内町長です。
NTTを退職され故郷海士町に戻り、町会議員から町長へと転進された方です。
人口2,400人の島に借金が100億円超あり財政破綻が目の前という時に、市町村合併をしないで自助努力で再建の道を選択し、行政と町民が一体となり行財政改革を始められたのは有名な話です。
一度お会いしたいと思っていたら、倉吉でお会いすることができました。
山内町長は、地方自治は中小企業経営と同じだといわれます。
行政サービスはしてあげるというのではなく、自らが出向いてさせていただくという、究極のサービス業なのです。
ややもすれば、行政を知らない民間出身町長のパフォーマンスともとらわれがちですが、町の職員も町長の考えに同調し、まずは報酬の削減を進んで取り組まれたそうです。
披露されたさまざまな事業はまさに民間の発想が生かされ、将来の海士町の姿が想像されます。
かなり熱い思いをお持ちの方で、坂本龍馬のようでした。
今日は質問コーナーは控えさせていただき、講演終了後に直接接触させていただきました。
ご本人執筆の著書にサインをいただき、ほんのわずかですが意見交換をさせていただきました。
まさにリーダーシップのなせる業と感じました。
近い内に海士町を訪れ、そこに暮らす人々の生きる力を感じてみたいです。
私もさらに熱い思いがわいてきました。
山内町長、ありがとうございました。
2010年11月25日木曜日
都市計画税廃止
今朝の新聞にも出ていましたが、倉吉市は都市計画税を廃止する方向を打ち出しました。
詳しくは、現在0.2%賦課されているものを、23、24年度は0.1%に減額し、25年度から廃止するというものです。
9月議会でも一般質問で議論させていただきましたが、石田市長の素早い対応には感心します。
さらに、減った税収分は行革で対応するとのこと、アッパレと思います。
12月議会に条例の一部改正(案)が出されますので、しっかりと審議したいと思います。
あとは、固定資産税を1.5%から1.4%にし、近隣町と同じにするところまで議論してみたいです。
私は、税率ばかりを下げよというのではありません。
そりゃあ、負担は低い方がいいに決まっています。
でも、必要な事業があれば住民が負担するのは当然です。
税収が下がり、サービスが減った方がよいのか、税はそれなりに負担し、しっかりと行政サービスを受ける方がよいのか、それは住民の行動にかかっています。
私は、行財政改革のスタートラインを、事業仕分けのように今あるものから不要なものだけを削るだけでなく、ミニマム(やらなければならない最低基準)を除き、補助金事業などを全て廃止するゼロベースから議論すべきと思います。
こんなことをいうと、かなりの批判を浴びそうです。
でも批判を恐れていては何もできません。
あの坂本龍馬も、日本のため国民のために動いた英雄ですが、暗殺されるほど憎まれていました。
住民のために何が一番良いのか、抵抗勢力に屈することなく頑張りたいと思います。
詳しくは、現在0.2%賦課されているものを、23、24年度は0.1%に減額し、25年度から廃止するというものです。
9月議会でも一般質問で議論させていただきましたが、石田市長の素早い対応には感心します。
さらに、減った税収分は行革で対応するとのこと、アッパレと思います。
12月議会に条例の一部改正(案)が出されますので、しっかりと審議したいと思います。
あとは、固定資産税を1.5%から1.4%にし、近隣町と同じにするところまで議論してみたいです。
私は、税率ばかりを下げよというのではありません。
そりゃあ、負担は低い方がいいに決まっています。
でも、必要な事業があれば住民が負担するのは当然です。
税収が下がり、サービスが減った方がよいのか、税はそれなりに負担し、しっかりと行政サービスを受ける方がよいのか、それは住民の行動にかかっています。
私は、行財政改革のスタートラインを、事業仕分けのように今あるものから不要なものだけを削るだけでなく、ミニマム(やらなければならない最低基準)を除き、補助金事業などを全て廃止するゼロベースから議論すべきと思います。
こんなことをいうと、かなりの批判を浴びそうです。
でも批判を恐れていては何もできません。
あの坂本龍馬も、日本のため国民のために動いた英雄ですが、暗殺されるほど憎まれていました。
住民のために何が一番良いのか、抵抗勢力に屈することなく頑張りたいと思います。
2010年11月24日水曜日
浪速のカリスマ添乗員、平田氏来倉!
昨日、倉吉JC創立49周年記念講演会が開催されました。
その講演講師は、あの超有名なカリスマ添乗員、日本旅行の平田進也氏でした。
約80分のお話しは、途中下車なしのノンストップで、たいへんおもろかったです。
しかし、ただおもろいのではなく、観光産業に対するアドバイス満載で、少々耳の痛いところもありました。
私はサービス業の人間ですから、人を喜ばせるということに共感を得、とてもためになりました。
ツバかぶりの最前列を陣取り、最高の聴き手モードで望みました。
平田氏に通じたのか、私のパフォーマンスを「バカボンのパパのよう」と評され、握手をしていただきました。
講演を聴きながら、最後に質問コーナーがあったらとにかく誰よりも早く手を上げようと心に決め、講演終了後に実行しました。
「誰よりも早く手を上げたかったので、質問は考えていなかった」という私に平田氏は「やっぱりバカボンのパパだ」と笑っておられました。
話す側の印象に残るような聴き方をする方が楽しいと思います。
中には私のような態度を嫌う方もありますが、すべてはやるかやらないか、結果を出すには行動しなければいけません。
仕事も一緒です。
よいアイデアも実行しなければ成功はありませんから。
1人で8億円を稼ぎ出す営業マン、ただものではありませんでした。
最高の出会いに、心より感謝します。
いいと思ったらすぐ実行。
これからも頑張ります。
その講演講師は、あの超有名なカリスマ添乗員、日本旅行の平田進也氏でした。
約80分のお話しは、途中下車なしのノンストップで、たいへんおもろかったです。
しかし、ただおもろいのではなく、観光産業に対するアドバイス満載で、少々耳の痛いところもありました。
私はサービス業の人間ですから、人を喜ばせるということに共感を得、とてもためになりました。
ツバかぶりの最前列を陣取り、最高の聴き手モードで望みました。
平田氏に通じたのか、私のパフォーマンスを「バカボンのパパのよう」と評され、握手をしていただきました。
講演を聴きながら、最後に質問コーナーがあったらとにかく誰よりも早く手を上げようと心に決め、講演終了後に実行しました。
「誰よりも早く手を上げたかったので、質問は考えていなかった」という私に平田氏は「やっぱりバカボンのパパだ」と笑っておられました。
話す側の印象に残るような聴き方をする方が楽しいと思います。
中には私のような態度を嫌う方もありますが、すべてはやるかやらないか、結果を出すには行動しなければいけません。
仕事も一緒です。
よいアイデアも実行しなければ成功はありませんから。
1人で8億円を稼ぎ出す営業マン、ただものではありませんでした。
最高の出会いに、心より感謝します。
いいと思ったらすぐ実行。
これからも頑張ります。
2010年11月13日土曜日
百条委員会、前代未聞の事態?
標記のように今朝の日本海新聞に出ていた通り「倉吉市議会どうかしてるぜ!」って感じです。
倉吉市地域振興調査特別委員会は、9月議会で設置することが決まりました。
H20年度のコミュニティー事業に、不適切な取扱いがあったが修正したと執行部が答弁したからです。
もっと詳しく言うと「不適切な事務処理が発覚したが、申請済み後戻りできず、辻褄を合わせるために遡って書類を整えた」というようなことです。
これはすでに決算を終えていますが、もし本当に不正があったとしたら、住民の利益を著しく害することになりかねません。
そこで、その真偽を確かめ、今後の事業の正常化を図るために、調査特別委員会が設置されたのだと私は理解しています。
9月議会では、19人中(議長を除く)18人の議員の賛成をもって設置が議決されました。
ところが、9月29日(水)の第1回委員会では、法的になんら問題ないにも関わらず、新聞記載の議員がいるのでは審議できないとして、3人が退席したのです。
昨日の第2回でも同様です。
正副委員長の互選にあたり、委員構成に不服ありとして3人が退席しました。
6人中3人が不在となりましたが、半数以上の出席で会は成立するたため、委員長の選任をすることとなったのです。
選任方法は選挙となり、投票の結果、不在議員が当選しました。
法でいうと、委員会の正福委員長の互選は地方自治法に基づく選挙ではないので、本人の承諾を必要としないとのことです。
したがって本人の承諾は必要なく、欠席者を互選しても有効なのです。
当該委員長が、正当な理由により委員長の職務をとることが困難であるときは、副委員長に辞職の申し出をする必要があります。
しかしながら、新聞によると、当該委員長は「受ける考えはない」とのことです。
ここに正当な理由があれば、副委員長に辞職を申し出るのですが、現在、その副委員長は互選されておらず不存在です。
現在の状況は以上のようなことです。
新聞には一部のことしか書いてないので、文面だけではすべてを理解することはできません。
私は、まだ調査が始まっていない段階で、調査することに消極的なこの委員会のあり方に苦悩しています。
辞職要求されている議員が委員でいると、公正な審議ができないとする主張も理解ができません。
まるで、その人がいると不都合があるかのような口ぶりです。
実は、会議では固有名詞が出ているので、実名を挙げて説明するともう少しわかりやすいのかもしれませんが、調査が進まない現段階では、不確かな情報をお伝えするわけにはいきません。
ただ、何らかの目的で、いろんな駆け引きがあるのだろうと推測します。
この、会議欠席や互選退席は、ひとつの手法だそうです。
入り口の扉を開けようともせず足踏みを繰り返す手法は、何を目指しているのでしょうか?
不正は暴けば困る人もいます。
黙って見過ごせば、不当に利益を得る人がいます。
普段の生活のなかでも、ゴミの不法投棄などを見つけ指摘すると、逆に嫌がらせを受けたりします。
いわずに見過ごせば、安心で安全な生活が侵されます。
一般企業でも、企業の不正を告発すれば、最悪の場合、社長がつかまるだけでなく会社が倒産し、従業員が路頭に迷います。
そうなると告発者が悪いというようなことになります。
このような場合は、正義といえども多くの人が傷つきます。
でも行政の場合はどうでしょうか。
行政は不正が摘発されてもなくなることはありません。
先の大阪地検特捜部についても同様です。
公務の不正がないか調べるのは議会の仕事です。
みなさんはどう考えますか?
倉吉市地域振興調査特別委員会は、9月議会で設置することが決まりました。
H20年度のコミュニティー事業に、不適切な取扱いがあったが修正したと執行部が答弁したからです。
もっと詳しく言うと「不適切な事務処理が発覚したが、申請済み後戻りできず、辻褄を合わせるために遡って書類を整えた」というようなことです。
これはすでに決算を終えていますが、もし本当に不正があったとしたら、住民の利益を著しく害することになりかねません。
そこで、その真偽を確かめ、今後の事業の正常化を図るために、調査特別委員会が設置されたのだと私は理解しています。
9月議会では、19人中(議長を除く)18人の議員の賛成をもって設置が議決されました。
ところが、9月29日(水)の第1回委員会では、法的になんら問題ないにも関わらず、新聞記載の議員がいるのでは審議できないとして、3人が退席したのです。
昨日の第2回でも同様です。
正副委員長の互選にあたり、委員構成に不服ありとして3人が退席しました。
6人中3人が不在となりましたが、半数以上の出席で会は成立するたため、委員長の選任をすることとなったのです。
選任方法は選挙となり、投票の結果、不在議員が当選しました。
法でいうと、委員会の正福委員長の互選は地方自治法に基づく選挙ではないので、本人の承諾を必要としないとのことです。
したがって本人の承諾は必要なく、欠席者を互選しても有効なのです。
当該委員長が、正当な理由により委員長の職務をとることが困難であるときは、副委員長に辞職の申し出をする必要があります。
しかしながら、新聞によると、当該委員長は「受ける考えはない」とのことです。
ここに正当な理由があれば、副委員長に辞職を申し出るのですが、現在、その副委員長は互選されておらず不存在です。
現在の状況は以上のようなことです。
新聞には一部のことしか書いてないので、文面だけではすべてを理解することはできません。
私は、まだ調査が始まっていない段階で、調査することに消極的なこの委員会のあり方に苦悩しています。
辞職要求されている議員が委員でいると、公正な審議ができないとする主張も理解ができません。
まるで、その人がいると不都合があるかのような口ぶりです。
実は、会議では固有名詞が出ているので、実名を挙げて説明するともう少しわかりやすいのかもしれませんが、調査が進まない現段階では、不確かな情報をお伝えするわけにはいきません。
ただ、何らかの目的で、いろんな駆け引きがあるのだろうと推測します。
この、会議欠席や互選退席は、ひとつの手法だそうです。
入り口の扉を開けようともせず足踏みを繰り返す手法は、何を目指しているのでしょうか?
不正は暴けば困る人もいます。
黙って見過ごせば、不当に利益を得る人がいます。
普段の生活のなかでも、ゴミの不法投棄などを見つけ指摘すると、逆に嫌がらせを受けたりします。
いわずに見過ごせば、安心で安全な生活が侵されます。
一般企業でも、企業の不正を告発すれば、最悪の場合、社長がつかまるだけでなく会社が倒産し、従業員が路頭に迷います。
そうなると告発者が悪いというようなことになります。
このような場合は、正義といえども多くの人が傷つきます。
でも行政の場合はどうでしょうか。
行政は不正が摘発されてもなくなることはありません。
先の大阪地検特捜部についても同様です。
公務の不正がないか調べるのは議会の仕事です。
みなさんはどう考えますか?
2010年11月12日金曜日
教育民生常任委員会視察
今週の8日(月)~10日(水)まで、視察で群馬県と東京都に行ってきました。
初日は朝8時過ぎのスーパーはくとで出発。
姫路でのぞみに乗換え東京へ。
東京で長野新幹線にて、まずは高崎市を訪問。
視察項目は「里見氏とまちづくりについて」です。
里見氏は高崎市が本家本元らしく「全国里見一族交流会」という民間団体が活動しておられます。
倉吉にも幾度かお出でになられたそうです。
里見城跡と里見氏の菩提寺を見学しました。
この菩提寺は、元総理大臣の中曽根康弘氏の菩提寺でもあり、石造が建立してありました。
その後、市役所に移り説明を受けました。
担当してくださった職員の方が、なんと鳥取大学の出身とのことで、たいへんフレンドリーな感じで好感触でした。
2日目はお隣の前橋市。
小中学生対象の「こども起業塾」を勉強しました。
子どもたちに社会の仕組みを体験してもらおうと、午前中は組織や会社について学び、午後から町に繰り出してショッピングモールの軒先を借りてお店をやるという研修です。
すでに6回目を向え、応募者が増大中とのこと。
商工行政が夏休みに行っていいるようで、教育行政とのかかわりはほとんどないそうです。
教育現場でのキャリア教育に生かせないか研究する必要性を感じました。
2日目の2ラウンドは、東京の杉並区に移動し「地域運営学校(コミュニティースクール)について研修しました。
杉並区といえば、あの元リクールートの社員で民間人として杉並区立和田中学校の前校長であった藤原和博先生で超有名です。
コミュニティースクールが目的でしたが周辺分野として「学校支援地域本部」や「小中一貫教育」についてもうかがうことができました。
それとびっくりしたのは小中学校へのエアコン(特に冷房設備)について、以前は設置について反対であったが、今夏の酷暑を経験し、現首長の判断で全校に設置する方向になったとか。
この英断は教育長ではなく区長の決断だとのこと、素晴しいです。
それと杉並区の教育ビジョンは施策が具体的で結果がわかりやすいので、評価も的確です。
コミュ二ティースクールは区の施策で全校設置を目指すそうです。
また、学校支援地域本部はすでに全校設置されたそうです。
この2つを同時に設置するとは学校、地域、家庭の関わりについて相当力を入れているのがうかがえます。
とても勉強になりました。
以上3ヶ所の視察を終え、12月議会に備えて質問事項を検討したいと思います。
私も議員として1年が過ぎ、どのような結果が出せたのかをチェックしなければいけません。
日々勉強です。
初日は朝8時過ぎのスーパーはくとで出発。
姫路でのぞみに乗換え東京へ。
東京で長野新幹線にて、まずは高崎市を訪問。
視察項目は「里見氏とまちづくりについて」です。
里見氏は高崎市が本家本元らしく「全国里見一族交流会」という民間団体が活動しておられます。
倉吉にも幾度かお出でになられたそうです。
里見城跡と里見氏の菩提寺を見学しました。
この菩提寺は、元総理大臣の中曽根康弘氏の菩提寺でもあり、石造が建立してありました。
その後、市役所に移り説明を受けました。
担当してくださった職員の方が、なんと鳥取大学の出身とのことで、たいへんフレンドリーな感じで好感触でした。
2日目はお隣の前橋市。
小中学生対象の「こども起業塾」を勉強しました。
子どもたちに社会の仕組みを体験してもらおうと、午前中は組織や会社について学び、午後から町に繰り出してショッピングモールの軒先を借りてお店をやるという研修です。
すでに6回目を向え、応募者が増大中とのこと。
商工行政が夏休みに行っていいるようで、教育行政とのかかわりはほとんどないそうです。
教育現場でのキャリア教育に生かせないか研究する必要性を感じました。
2日目の2ラウンドは、東京の杉並区に移動し「地域運営学校(コミュニティースクール)について研修しました。
杉並区といえば、あの元リクールートの社員で民間人として杉並区立和田中学校の前校長であった藤原和博先生で超有名です。
コミュニティースクールが目的でしたが周辺分野として「学校支援地域本部」や「小中一貫教育」についてもうかがうことができました。
それとびっくりしたのは小中学校へのエアコン(特に冷房設備)について、以前は設置について反対であったが、今夏の酷暑を経験し、現首長の判断で全校に設置する方向になったとか。
この英断は教育長ではなく区長の決断だとのこと、素晴しいです。
それと杉並区の教育ビジョンは施策が具体的で結果がわかりやすいので、評価も的確です。
コミュ二ティースクールは区の施策で全校設置を目指すそうです。
また、学校支援地域本部はすでに全校設置されたそうです。
この2つを同時に設置するとは学校、地域、家庭の関わりについて相当力を入れているのがうかがえます。
とても勉強になりました。
以上3ヶ所の視察を終え、12月議会に備えて質問事項を検討したいと思います。
私も議員として1年が過ぎ、どのような結果が出せたのかをチェックしなければいけません。
日々勉強です。
2010年11月11日木曜日
2010年11月4日木曜日
地方発の分権型社会を考えるフォーラム
10月31日(日)でしたが、標記のフォーラムが鳥取市のふれあい会館で開催されました。
500名程入る会場は、前列に設けられた関係者席はガラガラで、全体的には7~8割といったところでしょうか。
自治連も共催であり、各自治体からの送迎バスも出ていました。
あれだけの登壇者をそろえながらこの参加者数は、宣伝不足なのか地域主権の意識不足なのか、もったいないと感じました。
早稲田大学の北川教授、佐賀県古川知事、高知県尾﨑知事、鳥取県平井知事、さらにコーディネーターにコラムニストの勝谷誠彦氏を迎えてのパネルディスカッションは、たいへん機器応えがありました。
でもなんか、統一地方選挙をふまえてのパーフォマンス的な感じもしましたが、そう感じたのは私だけでしょうか。
東大卒で官僚経験者の知事は、ある意味官僚の天下り先などと揶揄されますが、最近本当に多くなりました。
今回の3人の知事もまさに東大→官僚→知事となられた方々です。
超エリートであり、改革派であり、地域主権改革に大いに期待ができるところです。
いろいろと課題が指摘され、国から地方への予算と権限移譲についてが問題視されていました。
権力を持つとなかなか渡したくないのが現状です。
あと、行政も民間に予算と仕事を移譲することになると思いますが、これは移譲といわないで、民間との協働とか新しい公共とかいう言い方をしています。
結局、県や市町村も権限は渡したくないから市民はボランティア参加となります。
私はここが問題だと感じます。
それから、地域主権という割には、教育については一切触れることがありませんでした。
私は教育改革こそ地域主権の課題だと思っています。
教育にこそ地域主権が反映されるべきです。
これこそが縦割り行政の温床です。
などなど、いろいろと考えさせられるフォーラムでした。
結果的には、主権者たる住民がもっと政治に興味を持って参加しなければいけないということです。
地域主権とは地域住民主権であり、地方自治体主権ではないのです。
主権者たる国民が主権を発揮できる社会でなければ地域主権は成し得ません。
フォーラムの参加状況を見ても、ここが一番の問題なのかもしれません。
フォーラムでも出ていましたが、現在はまさに逆維新、中央集権解体の時代であると思います。
500名程入る会場は、前列に設けられた関係者席はガラガラで、全体的には7~8割といったところでしょうか。
自治連も共催であり、各自治体からの送迎バスも出ていました。
あれだけの登壇者をそろえながらこの参加者数は、宣伝不足なのか地域主権の意識不足なのか、もったいないと感じました。
早稲田大学の北川教授、佐賀県古川知事、高知県尾﨑知事、鳥取県平井知事、さらにコーディネーターにコラムニストの勝谷誠彦氏を迎えてのパネルディスカッションは、たいへん機器応えがありました。
でもなんか、統一地方選挙をふまえてのパーフォマンス的な感じもしましたが、そう感じたのは私だけでしょうか。
東大卒で官僚経験者の知事は、ある意味官僚の天下り先などと揶揄されますが、最近本当に多くなりました。
今回の3人の知事もまさに東大→官僚→知事となられた方々です。
超エリートであり、改革派であり、地域主権改革に大いに期待ができるところです。
いろいろと課題が指摘され、国から地方への予算と権限移譲についてが問題視されていました。
権力を持つとなかなか渡したくないのが現状です。
あと、行政も民間に予算と仕事を移譲することになると思いますが、これは移譲といわないで、民間との協働とか新しい公共とかいう言い方をしています。
結局、県や市町村も権限は渡したくないから市民はボランティア参加となります。
私はここが問題だと感じます。
それから、地域主権という割には、教育については一切触れることがありませんでした。
私は教育改革こそ地域主権の課題だと思っています。
教育にこそ地域主権が反映されるべきです。
これこそが縦割り行政の温床です。
などなど、いろいろと考えさせられるフォーラムでした。
結果的には、主権者たる住民がもっと政治に興味を持って参加しなければいけないということです。
地域主権とは地域住民主権であり、地方自治体主権ではないのです。
主権者たる国民が主権を発揮できる社会でなければ地域主権は成し得ません。
フォーラムの参加状況を見ても、ここが一番の問題なのかもしれません。
フォーラムでも出ていましたが、現在はまさに逆維新、中央集権解体の時代であると思います。
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