「倉吉市立小・中学校の適正配置」についてのシンポジウムが、本日11月10日(日)午前9:30より行われました。
参加者は約70名(関係者含む)で、保護者は少数でした。
学校教職員、役所職員が目立ちましたし、統廃合反対の地域の方々もおられました。
今日は学校や地域で行事が多いとのことで、会場から「日程を配慮してほしい。」と意見が上がると、「それは無理です。」と教育委員会から一刀両断。
民意とは何か、いつも感じます。
さて、シンポジウムの内容ですが、智頭町の先進事例を発表後、短大学長をコーディネーターに、智頭町から2名、倉吉市の教育関係団体から4名の参加による意見交換です。
ほとんどが統廃合を推進する意見でした。
私自身、統廃合は避けて通れない道と感じています。
いずれにしてもメリットとデメリットはあります。
「子どもたちにとって」の視点で、という枕言葉か合言葉のようにいわれることが多いですが、統廃合すると子どもたちはどうなるのでしょう?
よりよい教育が行われ、地元に定着するのでしょうか、県外に流出するのでしょうか。
そこらあたりを議論することも必要と思います。
隠岐の島の海士町では高校生対象に「夢ゼミ」というものを開催しており、進学で県外に行っても地元に貢献するために帰ってきたいと夢を語っているそうです。
子どもにとって何が良いのか、決めるのは子どもだと思います。
だた、選択肢をより多く示すのは大人の役目かもしれません。
子どもにとって目標とされる大人であるために、大人としてやるべきことをやらなければと思います。
それは夢を語り、夢をあきらめないことだと思います。
「どうせ無理」とあきらめずに、夢に向かって頑張る姿を見せ続けることが、大人の使命ではないでしょうか。
事務的でなく「夢のある統廃合の姿」を議論しましょう。
キーワードは「ワクワク」です。
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