2010年4月17日土曜日

「国政報告会」並びに「時局講演会」

夢二展を観覧したあとは、標記の会に行ってきました。
昨年の総選挙で自民党は野党へと下野してしまいましたが、石破代議士はますます知名度を上げメディアへの露出も増え、その人気は上昇中といった感じです。
また、言葉に重みと説得力があり、思わず引き込まれてしまいます。
さすが小選挙区でも絶対的勝利をされた自民党でも数少ない有力代議士のひとりです。
民主党鳩山政権の支持率も20%台に落ち込み、あと3ヶ月後に控えた参議院議員選挙はいったいどうなるのでしょうか?
マニフェストに掲げたことがそのとおり実行されなかったり、借金は増加し、脱官僚は進まない。
しかし、これは産みの苦しみなのかもしれません。
今までやったことの無いことをするときは、大きな批判や抵抗を受けます。
やってみて上手く行かなかったとしても、やらなければ改革はできません。
今、いったいどうするべきなのでしょうか?
私は、この国の政治構造は今の時代にマッチしていないのではないかと思います。
とにかくなにかというと、要望、陳情です。
補助金を下さいと、お願いします。
また、地方自治の行政の大半は国からの受託事務で、与えられた事に従い、与えられたお金を上手に使い切る事が仕事です。
ですから地方自治は、特化した独自の政策を考えたり実行するのは苦手です。
国の命令は絶対です。
なぜなら、それをしないとお金がもらえないからです。
こんな仕組みはいわゆる官僚が作り上げてきたものですから、政治家や政権が変わっても急には変わらないのでしょう。
地方はいかに自立し、自分のことを自分で考え自分達に合ったお金の使い方をしないと現状は変わりません。
これが橋下知事や東国原知事のいう地域主権なのだと思います。
まだまだ地域主権は国民に浸透していません。
今までやったことの無いことをするときは、大変な痛手や苦しみを負うものです。
小泉元総理もそんなこといってましたよね。
今大事なのは、国民がもっと政治に関心を持つことだと思います。
民主主義の本領をもっと発揮しなければいけません。
そのためには地方自治が大事なのです。
なぜなら、地方自治は民主主義の学校だからです。
みなさん、無関心でいると知らないうちに負担だけが増えていますよ。
自分のことだけを考えるのでなく、まわりのことを考え、みんなの利益を考えることが必要です。
身近なことから、できることからやっていきましょう。

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