12月21日(月)倉吉市議会12月議会最終日に、市議会議員の定数を現在の17名から15名に削減する案が動議として提出されました。提案理由は、今現在15名でやっており、このままだと来年の選挙時に無投票の可能性があるので無投票を避けるためとのことです。
この動議は、委員会に付託することなく本会議場で質疑、討論となり、採決は7対7の可否同数で議長により否決となりました。
今期の倉吉市議会では、定数も含め議会改革に関する議論は一切ありません。まったく検討しないでいきなり本会議に提出とは、あまりに横暴と感じます。
なぜならば、議員定数を何人にするかは議員だけの問題でなく、市民全体の問題だからです。定数は即、市民の参政権に影響をおよぼします。参政権とは、立候補する権利、投票する権利等をいいます。
したがって、もっと議会内で議論するとともに、実際に市民に問うてみることが必要です。市民の声を聞き、市民の思いを政治に反映させるのが議会です。直接に市民の声を聞いてないのに、議員だけで決めることに問題はないでしょうか。
実際、議員定数が削減されるごとに投票率は下がっています。そのことは、次の投稿で説明したいと思います。
いろんな意見はあると思いますが、今の議会運営はちょっとやばいかも?です。
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