本日は鳥取県庁本会議場で、関西広域連合議会が開催されましたので、傍聴に行ってきました。
関西広域連合は、奈良県を除く近畿地区2府3県、大阪府、京都府、滋賀県、兵庫県、和歌山県に、鳥取県と徳島県が参加して平成22年発足しました。
現在はさらに、政令指定都市の大阪市、堺市、京都市、神戸市も参加したようです。
遠くでしたが、生の橋下大阪市長を拝見できました。
橋下市長にはSPが配備されており、橋下市長の答弁の時にSPは立ち上がりまわりを警備しています。
一般質問での「道州制」について、関西広域連合長である井戸兵庫県知事の「今後も検討が必要」とする見解に対し、橋下市長は次のような自論を展開されました。
「もう検討は終わった。今は選挙で有権者に問う時期に来ている。140年前の国の統治機構のままでいるのはおかしい。廃藩置県から廃県置州の時期にきている。地方のことは地方で決めるというのは自治の基本であり、国はもっと外交・安全に力を入れるべき。ぜひ次の衆議院選で有権者の判断を仰ぎたい。」
すると「無理!」という声があがっていました。
まあ無理かどうかはやってみなければわかりませんが、現政権のような絵に描いたマニフェストになってもらっては困ります。
道州制は、今日お集まりの各府県の知事とその議会議員の職がなくなり、県知事にかわって州知事、府県議会議員にかわって州議会議員となるため職をなくす方も出てきます。
誰のための政治なのかといえば、国民、住民のためでありますから、今の国会のように議員自らの定数や報酬削減ができないと、次に進まないのです。
議員のための政治にならないよう、議員も自らを律する覚悟が必要なのです。
それは有権者が決めることであり、有権者もしっかりと1票を投じる責任があるのですから。
ただ、関西広域連合議会は、直接選挙ではなく、間接的に該当自治体の首長と議員が構成している自治体ですから、道州制とは別物です。
やはり直接見聞きするのは、たいへんよい勉強になりました。
私も9月の定例会に向けて頑張りたいと思います。
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