今年の4月下旬から、倉吉市内14校を回っての標記説明会最終日が、昨日、上灘小学校で開催されました。
開始前、参加者の少なさにびっくりです。
集まっているのは、学校関係者(教員)だけでした。
時間とともに少しづつ地区の方々も集まりましたが、保護者はほんのわずかでした。
質疑・意見交換では、それほど厳しい意見もでませんでした。
それというのも、この上灘小学校は統廃合の対象となっておらず、3つある統廃合案のいずれも単独存続となっているからでしょう。
でも私は、この少子化による学校統廃合は、倉吉全体のこととして考える必要があるのだと思います。
自分のところは対象ではないから関係ない、ではなく、倉吉市の子ども達にとってよりよい教育環境はどうなのかです。
相手の立場になって考えること、これは大事なことです。
たいへん厳しいことですが、いつか結論を出さなくてはいけません。
得るものがあれば、失うものもあります。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」で、すべてを手に入れることはできません。
困難は発生するでしょうが、それを克服しなければいけません。
子ども達にとって良いこと、大人にとって良いこと、みんなにとって倉吉にとって良いこと、この三方善を実現するのです。
いつまでも考えてばかりでいると、子どもはすぐに卒業してしまいます。
しっかりと議論し、結論を出したいと思います。
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