2010年10月5日火曜日

正福寺(境港)の「六道絵」を拝観してきました


昨日、あの水木しげる先生が幼少のころ「のんのんばあ」に連れられて行ったお寺の絵を2時間も見入ったといわれる「六道絵」を拝観してきました。
この日は運よくご住職のご講話をうかがうことができ、たいへん得(徳)した1日でした。
ユーモアあふれるご住職のお話は、六道の世界に引き込まれるがごとく、とても興味深いものがありました。
そういえば、地獄の話や閻魔大王様の話など、私の幼少のころも父親から随分聞いた記憶があります。
夜寝る時に話してくれるものですから、眠気も覚めワクワク、ドキドキしながら聞いたものです。
トイレに行けなくなって朝方よくおねしょをしてしまいました。
私自身は両親から、目に見えないものを信じるよう育てられたので、お天道様が見ているとか、神様・仏様の存在も常識となっています。
やはり人間の生きる道は、人間の成長とともに築かれるもので、倫理や道徳といったものから人としての品性等、目に見えないものを追求する力が必要と思います。
まさに哲学だと思います。
人はなぜ生まれ、何のためにいきているのか?
ここを意識するとしないでは、幸せの価値観もまったく変わってきます。
とてもありがたい出会いでした。
感謝します。
合掌。

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