本日、第2回議会改革検討会があり傍聴しました。検討項目は9項目、その内今日は3項目についての協議です。
(1)意見陳述の場の設定について…これは陳情の際、本人が直接委員会で陳述出来る場を設定する件についてです。総論については概ね賛成ですが、具体的な扱いについて他市の例を調査し検討するとして、継続協議となりました。
(2)陳情並びに意見書提出の取扱いについて…これは、地方自治法99条の意見書提出に伴う陳情について市の公益等の該当性を、受付の際に考慮するかどうかですが、今まで通り要件が整っていれば受け付けるとしました。
(3)附帯決議に対する取り決めについて…これは大きく2つの観点からで、ひとつは議会で議論のなかった議案に対して附帯決議できるかと、専決処分に対する附帯決議についてです。倉吉市議会には一定のルールはありません。何の議論もなくても採決の時に議員発議します。また附帯決議の内容が、可決した議案の範囲を超えるような内容でもよく、結論は特に取り決めなどせずに今のままでよいとのことになりました。
本日は3件中2件は現状維持となりました。議会改革検討会は、改革を検討するのか、改革しないことを検討するのかどちらでしょう?
市民への情報公開と説明責任をはたし、魅力ある議会となるような議論であればと思いますが、私の意見はことごとく反対されます。「今の時代に合った議会に改革を」と主張すると今までを否定しているみたいに聞こえるのでしょうか。
議会改革、それは議会のためというより、市民みなさんのためになるということが大前提なのです。